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2005年9月10日 (土)

背徳者~第十話 迷宮”ラビリンス”~

あらすじ

光の騎士を目指すスティル...トレボーの謎を明かし、報酬としてプライスに次の手掛りを貰い...次のダンジョン ルンダDへと来たのであった

...

ルンダDかぁ・・・

スティルは迷っていた

ルンダDと言えば、イメンマハの美しい湖の影となる部分...

あの湖が輝けるのは、暗い部分を全て背負い込ませているルンダDのお陰であるからだ

そう・・・・あの広大な海へと続くであろう湖には、昔に海賊が居たらしい

普段は大人しいが、一度戦いが始まると雄叫びを上げ、在る物全てを武器に変え、己の肉体が朽ちるまで戦い続けると言う…

その海賊達が、朽ち果てても戦い続けているのだ

人間と言う器から離れた彼らには加減がない

腕が壊れるほどに攻撃をしても、魔力で動いている彼らには痛くもない

魔力を絶つか、再生が不可能になるまで粉々にしなければ彼らを止める事は出来ないのである

だが・・・ルンダDには海賊以外にも、海賊達が使っていた武器が魔力を帯び、自立して動いているらしい...

しかし、一番の恐怖なのは奥に待ち構えるサイクロプスだろう

見上げるほどに大きい体、戦い以外には映る事のない瞳…

そんな不安を抱えつつ、私はそのDに不似合いなものを捧げようとしている

本当にこんなもので良いのか? そんな思考がよぎるばかりである

ともかく、行かなければ何も変わらない…

私は意を決して、ウサギの人形を祭壇へと捧げた

……

私は自分の目を疑った

此処は本当にルンダDか?

アイテムを捧げ...出現した階段を下りると、其処は辺り一面に広がる花畑...

ルンダDへの恐怖で気を失ったのかと思ったが・・・そんな事を気にせずに進む事にした

良く見ると、一面に花畑があるのではなく…水面にびっしりと花が敷き詰められているだけであった

そんな風景に不似合いな物があった

宝箱だ

ダンジョンでお馴染みのトラップである

私は、このトラップを作動しなければ先に進めないと言う事を知っている…

戦闘の支度をし、宝箱に手を触れた...

次の瞬間、黒い煙を巻き上げて登場したものは...

「む? 此処はまだ地図を書いていないぞ・・・危険だから帰ってくれないか」

スケルトンパイオニアだった…

なんだ? アイテム所持者の思念が入り込む事は無いと思うのだが…何故にこんな奴が出てくるんだ?

「君…どうしてもこの先に行きたいのであれば、この私を倒してもらおうか!」

なんだか強気なパイオニア

強気じゃなければ、こんな仕事が勤まらない と自で言っているようだ

だが、彼の構えには隙がなかった

「そちらから来ないのなら…此方から行くぞ!」

考える時間もなく、パイオニアは走りかかる…

私は急いで剣を抜き、前に構えた

「ぐぅわあああぁぁ!!」

剣を構えた…のだが、部屋の中央の床が突然に抜けたのである

「くそぉー この部屋の真ん中だけ研究が済んでいなかったー!」

悔しそうに叫ぶパイオニア...

だが、花に埋もれて怒った姿を見ても面白い光景にしか見えなかった

ピロリロラリロラン♪

ん? 変な音が今聞こえた・・・気がした

私は周囲を良く見回すと、何処から出たのか知らないが…鍵が落ちていた

鍵を拾い、今の音が何なのかを花に埋もれて楽しそうなパイオニアに聞いてみる事にした

「ああ・・・君、入る前に看板を見なかったのか? 此処はルンダ特別級ダンジョンだ・・・・今だクリアした奴は数えるほどにしか居ないという…恐怖のダンジュンだ」

特別級だって?

ウサギの人形・・・そんな効果があったとは知らなかったな・・・・・

「少年よ…気をつけろよ 一部屋事に謎を解いて行かなくてはいけないのだからな」

なんだか・・・全てを私に預けたような台詞だった

そんな台詞を聞き流し、私は次の部屋に向かった

嗚呼...なんで敵に応援をされるのか…

そんな疑問が思考をよぎる中、私の目の前に巨大なトビラが立ち塞がった

そのトビラには何かが書かれていた…

何々? ”居酒屋 骨一本  営業中”

明らかに怪しいトビラだったので、私は別の場所を探す事にした

すると、何やら怪しげな場所に出たのである

目に映るものは…籠に捕らわれた兎、蝙蝠が二匹、スケルトンウィザードが一匹

スケルトンウィザード?

何だ? そんなモンスターは聞いた事がないぞ

私はとりあえず、見慣れぬ敵を先にやる事にした

何か仕掛けがあるのだろうが、あんな危険な奴を野放しにしていた方が危険だ

スケルトンウィザードに向かって走った…

渾身の力で奴に攻撃する為には、走った勢いを利用しての突き コレしかないと思った

相手は気付く素振りもせずに止まっている…

コレはチャンス と思い、一突きをお見舞いした…

はずであった

確かに此方の攻撃は当たったはずだった…

だが、剣が奴の身体に触れた途端に消えたのだ

これが・・・ウィザードと呼ばれる由縁だと思った

ブッブー

そんな雰囲気に不似合いな音が流れた

そんな音と共に煙を上げながら消える兎と蝙蝠達…

どうやら・・・コレも何かの謎らしい

すると、上から紙切れが落ちてきた…

何やら絵が書かれていた…

兎が燃やされている絵だった

他に写っているものは、×印が描かれた一匹の蝙蝠…鏡に映る魔道師の姿だった

私は何だかわからなくなってきた・・・・・・

コレが・・・数えるほどにしかクリアできなかったという特別級...

そんな思考をしていると、煙を上げて出現する先ほどの敵達…

スティルはこの謎を解き、先へ進めるのだろうか!

次回…衝撃の事実がスティルを襲う……

第十話 終

...

こんばんわ サボってばかりいたスティルです

いや~ お金が無いと心にも余裕がない とか言うのですかね?

書く気力さえ奪われていました…

さてさて・・・コレからも書いていけるのか心配ですよ

では、健康的な生活を目指すスティルがお送りしました

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コメント

ルンダ?あれ?行ったっけ?うーん?(・~・?)とか悩んだり、お話が完全にオリジナルになってるー!と驚きながらこんばんはなのです。

ふっふっふっ、謎は全て解けました。
犯人...じゃない、正解は.........頭がパンクしたのでわかんない(x~x;)
なんとなく勘でウサギに。
私に理論的な推理は向いてません(断言

ではでは、続き楽しみにしてますですー

投稿: リティ | 2005年9月12日 (月) 03時32分

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