背徳者~第十四話 骨々っとPSP~
あらすじ
光の騎士を目指すスティル...ルンダDのボス部屋まで来るが、海中から現れた巨大な骨が立ちはだかるのであった
...
海中から現れた巨大な骨・・・
ザバッ と言う音と共にその物体は高く舞い上がった
「勝負とは先手必勝! 行くぞ小僧!!」
絶叫と共に落ちてくるスケルトンMkⅣMタイプ...
骨を大きくさせただけであんなに飛べる物なのだろうか?
そんな事で頭が一杯だった
「スティル! 早く避けないと踏み潰されちゃうよっ」
奴に負けず劣らず五月蝿いリエン…
だが、巨大な骨は飛びすぎたせいか、私の上を通過していった
その結果、見当違いの場所に落下した
「ぬうぅぅ・・・やるな小僧! この攻撃をかわした奴は初めてだ。 なんせ、初めて使ったのだからなぁ ガーッハッハッハ」
意外と面白い性格をしているようだ…
そんな事を考えている時だった
「よし・・・今度は私の十八番を見せてやろうじゃないか」
何やら気合を貯めながら話すスケルトン
一人でテンションが上がっているらしく、変な踊りまでやっている...
「ねぇスティル…今の内に倒しちゃえば?」
退屈そうに話すリエン
だが、男子たる物相手の得意技を見事に避けなくてはならない義務があるのである
なので、退屈そうなリエンは放って置く事にした
---10分後---
「スティル~ まだ変な踊りやってるよ~」
不機嫌に呟くリエン
この長さは…幾らなんでも長すぎる…
---20分後---
「……」
此処まで長いと…こっちのテンションが下がる一方だ
---30分後---
「ぃよぉっし! 準備完了 小僧…覚悟しろよ」
長い準備を終え、此方に向かってくる巨大な骨
だが・・・私はまともに戦うのも馬鹿らしくなってきていた
コンナにも準備が長い十八番なんてあっちゃいけない
むしろ、こんな物を十八番にするな とか思っていた
「ねぇ・・・アイツ何処に向かってるのかな…」
ふとした異変に気付くリエン
確かにオカシイ…
此方とは正反対の方向へ走っているのである
敵前逃亡か?
だが、その考えは次の瞬間には消えていた
何かが崩れる音…
耳が痛くなるほどの爆音を背に、巨大な骨が後から現れたのである
「うっそぉ~ まさか一周して来たって言うの?」
だが、リエンの意見に同意しようも…どういう経由で一周したのかが判らなかった
「ガーッハッハッハ!! 背中ががら空きだぞぉ!」
叫びながら両腕を振り上げる巨大な骨…
私は必死に回避しようと試みた…
だが、私の回避行動より早くに敵の攻撃が襲ってきた
吹き飛ばされる身体…
霞み行く視界…
「スティルー!!」
リエンが叫ぶ声が聞こえる…
「ガーッハッハッハ!! 脆い 脆すぎるぞ小僧! 戦いはまだ始まったばかりだぞ!」
喚き散らすスケルトン
全てがどうでも良くなってきた…
壁に叩きつけられる身体…
だが、不思議と痛みは無かった
まるで…コレカラ死ぬ前兆が始まったかの如く…
To be continued
...
こんばんわ 風が涼しくて気持ちが良いな~とか思っているスティルです
そういえば・・・昨日は敬老の日でしたが、お世話になっている祖父・祖母に何かしてあげましたか?
私は…当然忘れてましたよ
あれです・・・その日だけ何かをするのではなく、何時も気を使ってあげる方が嬉しいと思います
うん、今自分が良い事言った
そんなわけで・・・毎日が何も無いスティルがお送りしました
PS.プロフィのが期間限定で変わっています
| 固定リンク
コメント